藤枝MYFC 改修後ホームスタジアムを公開

サッカーJ2、藤枝MYFCのホームスタジアム、藤枝総合運動公園サッカー場の改修工事が終わり、屋根付きの観客席を新設したバックスタンドが報道向けに公開されました。

藤枝総合運動公園サッカー場では、おととしから行われていたバックスタンドの芝生エリアに、屋根付きで3800席余りの観客席を設ける改修工事が終わり、25日、藤枝市が報道向けに公開しました。
MYFCは去年9月に特例でJ1のライセンスが交付されていますが、今回の改修でサッカー場全体の座席数は8790席となり、まずはJ2のライセンス基準の8000席以上をクリアしました。
大半の座席には、市のシンボルカラーの「藤枝パープル」が使われています。
バックスタンドの座席が増えたことで、立ち見などとあわせた収容人数は全体で1万57人となり、こちらもJ2の基準の1万人以上を満たしました。
さらに、市内で大規模な災害が発生した際に運動公園を消防や自衛隊などの活動拠点にするため、サッカー場内には非常食などを備蓄する倉庫も設けられているということです。
藤枝市スポーツ振興課の伊原雄人課長は「座席とグラウンドが近いので、選手との一体感を創出していきたい。多くの市民に来場してもらい一体となってチームを応援していきたい」と話していました。
J2、2年目を迎える藤枝MYFCは、2月24日にこのホームスタジアムでV・ファーレン長崎との開幕戦に臨みます。