「あわしまマリンパーク」 老朽化のため2月12日に閉園へ 

人気アニメに登場し、ファンの「聖地」としても知られる沼津市の水族館「あわしまマリンパーク」が施設の老朽化のため2月12日で閉園し、40年の歴史に幕を閉じることになりました。

「あわしまマリンパーク」の運営会社は22日、ホームページ上で「老朽化した設備が日々の営業に耐えられなくなる日も近い」として、2月12日をもって閉園することを発表しました。
この水族館は、沼津市にある離島の淡島で40年前の1984年に開園し、渡し船を使った独特な入館方法で知られています。
50種類以上のカエルを常時展示する国内最大級の「カエル館」やイルカやアシカのショーのほか、滑り台を流れるアジをペンギンが食べるイベントが人気を集めていました。
2016年に放送された人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」では、園内の施設がモデルとして登場したことから、多くのファンがいわゆる「聖地巡礼」として訪れていました。
「あわしまマリンパーク」は閉園日となる2月12日までの3日間に、アニメの登場人物の誕生日を祝うイベントを開催することにしています。
運営会社は「これまでのご愛顧に心から感謝申し上げます。最終3日間は是非ともご来園いただきたい」と呼びかけています。