障害のある子どもたちとその家族対象のチアダンス教室 静岡市

障害のある子どもたちとその家族を対象にしたチアダンス教室が、21日、静岡市で開かれました。

この取り組みは、障害のある子どもたちにダンスを楽しんでもらう場を作ろうと、静岡知的障害者サッカー連盟が企画したもので、サッカーJ2の清水エスパルスが協力しています。
21日は、静岡市内にある放課後等デイサービスの施設で1回目の教室が開かれ、障害のある子どもとその家族の約30人が参加しました。
講師はエスパルスのダンススクールのディレクターが務め、参加した子どもたちは、ポンポンを手に軽快な音楽にあわせて体を動かしていました。
教室は、今後6か月間、月に2回開かれる予定で子どもたちにチアダンスの振り付けを覚えてもらう予定だということです。
参加した子どもたちは、「楽しかった」とか「踊れるようになるために頑張る」などと話し、ともに参加した母親も「一緒に頑張っていきたい」と話していました。
講師を務めるエスパルスのダンススクールの小宮山渚さんは「障害のあるなしに関わらず、みんなでダンスを楽しんでもらいたいと思っていたので、開校できてうれしいです。目標としてエスパルスの応援を一緒にできればと思います」と話していました。