富士宮市の観光牧場 入場料の一部を能登半島地震の支援金へ

富士宮市の観光牧場では、ヤギの赤ちゃんが相次いで誕生し愛らしい姿を見せています。
牧場は入場料の一部を能登半島地震の支援金にあてています。

富士宮市の朝霧高原にある観光牧場では1月に入ってヤギの赤ちゃんが相次いで誕生し、1月15日の時点で8頭が生まれています。
赤ちゃんは飼育小屋の中で母親からなめてもらったり、子どもどうしで寄り添って寝たりして愛らし姿を見せています。
この牧場では能登半島地震で被災した人たちを少しでも支援できたらと、今月1日から、入場料のうち一人あたり100円を支援金にあてています。
また、売店や出口など6か所に牛乳びんを利用した、支援金を呼びかける募金箱が設置されています。
「まかいの牧場」営業部の井出紗由美さんは、「いま、ちょうどかわいいヤギの赤ちゃんが次々に生まれてますので、ぜひ足を運んでいただき、震災への募金にご協力をいただければと思います」と話していました。
入場料の一部を支援金にあてる取り組みは、2月末まで行われ、日本赤十字社を通じて被災地に届けられるということです。