掛川市の幼稚園で園児が地元の人たちと昔ながらの「こま回し」

掛川市の幼稚園で子どもたちが地元の人たちに教わりながら昔ながらの「こま回し」を楽しみました。

掛川市立さかがわ幼稚園では、毎年、クリスマスに園児たちにこまをプレゼントして、年明けにそのこまを使って新春のこま回し会を開いています。
16日は、年長園児12人が、地元で昔ながらの遊びを教えるボランティアの人たちから、ひもの巻き方やこまの投げ方を教えてもらいながら、昔ながらのこま回しに挑戦しました。
多くの子どもたちは冬休みの間に家で練習をしてきたということで、腕の振り方や力の入れ方を加減しながらこまを投げ、うまく床の上で回り始めるとうれしそうに眺めていました。
中には、回っているこまをうちわですくい上げる技に挑戦する子もいて、上手にうちわに乗せて回し続けることができると「できた!」と声を上げて喜んでいました。
こま回しが大好きだという男の子は「投げる時ちょっと大変だけど、こまが回るとうれしいし楽しいです。もっと上手になりたいです」と話していました。
さかがわ幼稚園の佐野千枝子園長は「子どもたちがやってみようという気持ちや、できたときの達成感などを感じることができたと思います」と話していました。