年末年始の東海道新幹線 利用者数 コロナ禍前同水準まで回復

この年末年始に東海道新幹線を利用した人は317万人あまりで、新型コロナの感染拡大前の2018年度とほぼ同じ水準まで回復しました。

JR東海によりますと、12月28日から1月4日までの年末年始の期間に東海道新幹線を利用した人は、前の年度から8%増えておよそ317万8000人となり新型コロナの感染拡大前の2018年度とほぼ同じ水準まで回復しました。
混雑のピークは、下りは12月29日で、1日でおよそ29万9000人が利用し、上りは1月3日で、1日でおよそ31万300人が利用しました。
また、JR静岡駅を発着する、新幹線「ひかり」の自由席の乗車率は、下りが12月29日に最高で150%となり、上りは1月4日に最高で160%となりました。
今回の年末年始の利用状況について、JR東海静岡支社は「新型コロナが5類に移行されてから初めての年末年始となり、人の流れが増えたことが影響したと考えられる」としています。