静岡市の食品メーカー 被災地に缶詰19万個余送る

能登半島地震の被災者を支援しようと静岡市の食品メーカーが焼き鳥の缶詰、19万個余りを送ることになり、トラックへの積み込み作業が行われました。

缶詰を送るのは、静岡市清水区に本社がある食品メーカーで、自社で製造する焼き鳥の入った缶詰、19万6800個を被災地に送ることを決めました。
9日は運送会社の倉庫前でトラックへの積み込み作業が行われ、段ボールに入った缶詰をフォークリフトで次々と荷台に載せていました。
缶詰は、調理の必要がなく温めなくてもその場で食べられるということです。
食品メーカー物流管理部の鈴木誠二郎参事は「被災された皆さまのために食品メーカーとしてできることということで、協力を申し出ました」と話していました。
缶詰を積んだトラックは、10日朝に出発し、支援物資の集積所になっている、金沢市の施設に届けられるということです。