20歳迎える人たちが抱負を述べた後どんど焼き 河津町

ことし20歳を迎える人たちが、抱負を述べた後、正月飾りを焼く「どんど焼き」を行う催しが河津町で行われました。

河津町の浜地区では、毎年、20歳になる人がどんど焼きの点火を行う習わしになっていて、ことしは、地区で20歳になる4人とおよそ100人の住民が集まりました。
はじめに晴れ着姿の4人が「学生なのでしっかり勉強します」などと、それぞれのことしの目標を述べました。
この後、地区の人たちが見守る中、4人はたいまつを使ってどんど焼きの火をつけました。
パチパチと音を立てて燃え上がる中、参加した人たちはことし1年の健康や安全を願っていました。
参加した太田和佳奈さんは「今は大学で言語学の勉強をしていますが、将来、地元で仕事をしたいと思います」と話していました。
見守った地元の女性は「毎年見ていますが、成人になる人たちが元気に出発できるのではないかと思います」と話していました。
河津町では、ことし20歳を迎える若者は59人で、このあと「二十歳の集い」が行われました。