ジュビロの遠藤保仁選手が浜松市でサッカー教室

サッカー、元日本代表でジュビロ磐田の遠藤保仁選手が21日、浜松市でサッカー教室を開き、得意のフリーキックも披露しました。

この教室は、ジュビロ磐田のベテラン、43歳の遠藤選手がサッカーを通じて地域を盛り上げたいと企画し、県内の小学生約120人が参加しました。
遠藤選手はチームメートの鈴木雄斗選手らとともに指導を行い、最初のパス練習では、遠藤選手が「相手の足元を意識しながら蹴ることが大事」などとアドバイスしたあと、子どもたちと一緒にパスをしていました。
このあと、ペナルティーキック対決が行われ、名手として知られる遠藤選手が、自信を持って思い切り蹴るようアドバイスをすると、子どもたちは力強くボールを蹴ってゴールを決めていました。
最後にミニゲームが行われ、遠藤選手が華麗なフリーキックを決めると大きな歓声が上がっていました。
参加した5年生の男の子は、「すごく上手で真似したいところがいっぱいあって勉強になりました。遠藤選手みたいに日本の代表になって世界と戦ってみたいです」と興奮気味に話していました。
遠藤選手は、「子どもたちと楽しくボールを蹴れたので有意義な時間でした。サッカーを上手になりたいと思ってもらえたらうれしい」と話していました。
また、今シーズンを振り返り、「チームがJ1に昇格して目標が達成でき、個人的にはけがなくプレーできて充実した1年だった。来年も健康第一でやっていきたい」と話していました。