JR三島駅周辺の再開発 1月下旬から工事開始へ

市民の健康づくりの新たな拠点と位置づける三島市のJR三島駅周辺の再開発について、18日に再開発組合に認可書が交付され、1月下旬から工事が始まることになりました。

この事業は、地域の健康・医療拠点を整備しようと三島市がJR三島駅南口のおよそ1.3ヘクタールを再開発するもので、建設予定の6つのビルには商業施設などともに高機能の健康診断などができる医療機関の整備を目指しています。
18日は最後の手続きとなる土地や建物の権利に関して県知事の認可が下りたことから三島市役所で豊岡武士市長から地権者で構成される再開発組合に認可書が手渡されました。
再開発事業は、総事業費およそ261億円、国と県それに市からの補助金などがあてられ、1月下旬から再開発事業のエリアにある建物の解体工事が始まります。
このあとビルに入居する詳細な施設を決める予定で、2027年度の完成を目指しているということです。
三島市の豊岡市長は「にぎわいと活力があり多くの方が喜んで楽しむ場所で広域健康医療拠点として医療フロアもできるので、この地域の人たちが安心して暮らせるような場所になっていくようにしたい」と話しました。