初日の出迎える鳥居を設置 掛川市の海岸

水平線から昇る初日の出を楽しんでもらおうと静岡県掛川市の海岸に、高さ3メートルあまりの鳥居が設けられました。

この鳥居は遠州灘を望む掛川市の国安海岸に地元の観光協会が毎年、設置しています。
18日は強い風が吹き付ける砂丘に宮大工と関係者10人が集まり、スギの柱で組み上げた鳥居を縄で引っ張って立ち上げました。
鳥居は高さ3.5メートル、幅3.4メートルで、柵で固定したあと最後にしめ縄を飾りつけていました。
天気がよければこの鳥居越しに水平線を昇る初日の出をみることができるということです。
地元の観光協会によりますと、国安海岸の鳥居は写真映えのするスポットとして知られ、毎年、元旦におよそ2000人が訪れるということです。
掛川観光協会大東支部の牧野勝彦会長は「コロナの影響でここ3年ほど多くのイベントが行われなくなっていましたが、ことしは少しずつ再開できるようになりました。来年がよい年になるようにここでご来光を拝んでいただきたいと思います」と話していました。