伊豆半島で山岳マラソン大会 約1600人のランナー健脚競う

伊豆半島の静岡県松崎町から伊豆市の修善寺までの山道を駆け抜けるマラソン大会が開かれ、およそ1600人のランナーが健脚を競いました。

「伊豆トレイルジャニー」と名付けられたこの大会は、松崎町などで作る実行委員会が毎年開いていて、ことしは全国から1620人が参加しました。
選手達は、スタートの混雑を避けるため、夜明け前の午前6時から3つのグループに分かれて、駿河湾の松崎新港を順番にスタートしました。
沿道では、まだ暗い中、ヘッドライトで照らしながら走る選手達に、地元の人や選手の家族などが盛んに声援を送っていました。
10日は風もなく穏やかな天気で、選手達は朝を迎えて明るくなった山道を、思い思いのスピードで駆け抜けて健脚を競っていました。
コースは、松崎町から修善寺まで高低差のあるおよそ70キロで、実行委員会によりますと、トップ集団は昼過ぎにゴールし、すべてのランナーがゴールするのはスタートから14時間後の午後8時頃になる見込みだということです。