掛川市で開催予定の地域芸術祭に向け「ウォールアート」制作

来年秋に掛川市で開催予定の地域芸術祭に向け、壁に絵を描く「ウォールアート」の制作が行われました。

ウォールアートの制作は、来年11月に掛川市で開催される芸術祭「かけがわ茶エンナーレ」に向け、市民や県内外の有志が参加して、24日から市民交流施設「ポートカケガワ」の長さ8メートルほどの階段の壁で行われています。
直線を主体としたデザインで、「掛川市」を表す黒く太い線に、「市民」を表すたくさんの細い線を交差させて、出会いとつながりを表現したということです。
26日は、掛川市や埼玉県、兵庫県の市民やアーティスト10人が、線が交差する部分に、市特産の茶をイメージした緑色と、市の花のキキョウをイメージした紫色を塗って仕上げていきました。
この壁画は、来年1月頃から一般公開される予定で、芸術祭の主要作品の1つとして出展されるということです。
兵庫県から参加した小学4年生の男の子は「たくさん色が塗れて楽しかった。上手にできました」と話していました。
「かけがわ茶エンナーレ」美術プロジェクトリーダーの高橋咲月さんは「見てくれた人たちが、ここで何か楽しいことが起こりそうだと感じてくれれば、うれしいです」と話していました。