富士山ふもとのレジャー施設に人工雪のゲレンデがオープン

富士山のふもとにある富士市のレジャー施設に、人工の雪のゲレンデが25日オープンしました。

富士市にある「富士山こどもの国」では、毎年、この時期に1日約40トンの雪を作ることができる機械を使って、人工のゲレンデを整備しています。
ことしも約30メートルの長さのゲレンデと、雪遊びができる広場が25日オープンし、家族連れでにぎわいました。
子どもたちは雪の丘の上からソリに乗って勢いよく滑り降りたり、広場で家族と一緒に雪だるまを作ったりして楽しんでいました。
静岡県三島市から訪れた小学1年生の男の子は「雪遊びは楽しいです。きょうはこれから雪合戦をしたいです」と話していました。
また、浜松市から訪れた小学3年生の女の子は「そり滑りを転ばずにできて楽しかったです」と話していました。
「富士山こどもの国」の桑原淳さんは、「ことしは気温が高くで雪を作るのに苦戦しましたが、無事オープンに間に合いました。この時期、静岡県で雪にふれられる場所は少ないので、ぜひ遊びに来てほしいです」と話していました。
12月下旬には長さ約100メートルのゲレンデも完成する予定で、来年3月中旬まで楽しむことができるということです。