収穫の秋 掛川市で4年ぶりの農業祭

収穫の秋を迎え、掛川市では、地元で収穫したばかりの新鮮な野菜や果物を販売する農業祭が4年ぶりに開かれ、大勢の買い物客でにぎわいました。

この「掛川農業祭」は、地元のJAと市がこの時期に行っているもので、新型コロナウイルスの影響でことしは4年ぶりの開催となりました。
掛川市千羽の会場には、地元のJAの女性部が栽培した白菜や大根、それにサツマイモなどの季節の野菜が格安で販売され、訪れた人たちが次々と買い求めていました。
また、県外からも5つのJAがブースを構え、岩手県奥州市の「江刺りんご」や、岐阜県高山市の「みたらしだんご」などの特産物に人気が集まっていました。
このほか、掛川市の品評会に出品された地元野菜と果物の展示即売も行われ、大勢の人たちでにぎわっていました。
大根を買ったという60代の女性は「消費者に優しい値段でとてもうれしいです。煮物や甘酢漬けなどに使いたいと思います」と話していました。