光の最先端技術や製品など紹介 浜松市で展示会

光に関する最先端の技術や製品などを紹介する展示会が浜松市で開かれています。

この展示会は光の分野の最先端技術を身近に感じてもらおうと浜松市の企業が開いたもので、「くらし」や「健康」など6つのテーマに沿って約400点の製品などが紹介されています。
このうち「くらし」のブースでは、レントゲン写真の撮影など医療分野にも使われるX線による検査機器が展示されていて、スマートフォンなどの精密な機械をマイクロメートル=1ミリの1000分の1の単位で検査できるということです。
また、光の粒や電子などの極めて小さな物質である「量子」のコーナーでは、計算能力の高さから次世代のコンピューターとして研究開発が進められている量子コンピューターに用いられている最先端の光のセンサーが紹介されています。
展示会を開いている浜松ホトニクスの鳥山尚史常務は「展示を通して光がくらしの中でどう使われているかや、どんな可能性があるか、あまり知らない人にも知ってほしい」と話していました。
この展示会は18日まで開かれています。