児童盗撮と窃盗容疑で逮捕の男性教諭2人 それぞれ懲戒免職

県教育委員会は、勤務する県東部の小学校で児童を盗撮したとされる25歳の男性教諭と、窃盗の疑いで逮捕された特別支援学校の32歳の男性教諭の2人を懲戒免職としました。

懲戒免職になったのは、県東部の小学校の25歳の男性教諭と、静岡市内の県立中央特別支援学校の32歳の男性教諭の2人です。
県教育委員会によりますと、このうち、25歳の男性教諭は、ことし7月、勤務する小学校で女子児童の着替えの様子をスマートフォンを使って盗撮したということです。
女子児童が近くで録画中のスマートフォンを見つけたことから発覚したということです。
この教諭は学校側の聞き取りに対し、当初「故意ではない」と話していましたが、児童の保護者が警察に相談し盗撮の疑いで聴取を受けることになり、発覚後、20日ほどたって意図的に撮影したことを認めたということです。
また、県立中央特別支援学校の32歳の男性教諭は、ことし9月、JR静岡駅北口のロータリーで寝ていた男性から財布やカードケースを盗んだとして逮捕され、その後、不起訴となりました。
この教諭は「借金の支払いのためにやった。多大な迷惑をおかけした」と話し、行為を認めているということです。
県教育委員会の水口秀樹教育部長は会見で「教育行政への信頼を失わせる行為であり、関係者や県民に深くお詫び申し上げる」と述べました。