幼稚園の保護者がチャイルドシートの使い方学ぶ 磐田市 

チャイルドシートの正しい使い方を知ってもらおうと磐田市で幼稚園の保護者を対象にした講習会が開かれました。

講習会は磐田市が開いたもので、富士見幼稚園には子どもを通わせている保護者15人が参加しました。
講師はJAFの担当者でチャイルドシートの正しい使い方を説明し、使い方を間違えると、子どもがすり抜けて車の外に飛ばされたり、チャイルドシートで逆にけがをしたりする危険性があることを伝えました。
その上でよくある間違った使い方を実際にチャイルドシートを使って紹介し、身長約100センチから利用するシートではベルトの1本は首ではなく、鎖骨にかけること、もう1本はおなかではなく骨盤をしっかり固定することなどが示されました。
JAFが去年行った調査によりますと、県内でのチャイルドシートの着用率は78.9%で、全国平均よりやや高いものの全国的に間違った使い方が目立つということで、担当者は説明書をよく確認するよう呼びかけていました。
参加した保護者は「安全のために使っているのに間違っていたことが分かったので、すぐに確認して正しく直したいと思います」と話していました。