掛川城の周辺で“和風ハロウィーン”

掛川城の周辺で、日本の妖怪などに仮装した人たちがゲームなどを楽しむ“和風ハロウィーン”が行われました。

「掛川百鬼夜行」と名付けられたこの催しは、31日のハロウィーンを前に、掛川市の観光協会などが開き、会場の掛川城三の丸広場には、テングの妖怪や魔女などに仮装した大勢の市民が集まり、さまざまなゲームや写真撮影などを楽しみました。
このうち、「妖怪探しゲーム」は、AR=仮想現実を利用して城下町のみやげ店や飲食店に隠れたさまざまな妖怪を見つけ出すアドベンチャーゲームで、店内でスマートホンをかざすと、実際の光景の中に妖怪の姿が浮かび上がるようになっていて、参加した子どもたちは「ここにも妖怪がいた」などとはしゃいでいました。
小学3年生の女の子は「池に入った妖怪を見つけることができました。もっといろんな妖怪をみつけてみたいです」と話していました。
会場では、このほか、キツネの妖怪のお面や竹で作ったちょうちんを売るお店なども並んでいて、“和風”ハロウィーンの雰囲気を盛り上げていました。
この催しは、今夜8時半まで行われています。