旅するチョウ「アサギマダラ」下田に飛来

渡り鳥のように長い距離を移動するチョウ、「アサギマダラ」が下田市のホテルの花壇に飛来しています。

「アサギマダラ」は、春から夏にかけて東北などへ向かい、秋には南下して渡り鳥のように長い距離を移動することから、「旅するチョウ」とも呼ばれています。
下田市のホテルの花壇では、アサギマダラが好む「フジバカマ」の花が満開になっていて、ことしも蜜を求めてアサギマダラが飛来してきています。
22日、ホテルに宿泊していた人などが参加して、移動距離やルートなどを調べるための調査が行われました。
参加した人たちは、捕まえたアサギマダラの羽に場所や日時などをマーキングした上で放していました。
このホテルの調査では、2021にマーキングした個体が鹿児島県の喜界島で見つかったということです。
調査に参加した子どもは「九州まで飛んで行ってほしい」と話していました。