ことし創立150周年 韮山高で栗山英樹氏が講演

ことし、創立150周年を迎えた伊豆の国市の韮山高校の記念式典が開かれ、プロ野球、日本ハムや日本代表を監督として率いた栗山英樹さんが講演を行いました。

伊豆の国市の韮山高校は、ことし、県内の高校で最も早く創立150年を迎え、三島市で20日開かれた記念式典には、生徒や学校関係者ら1100人余りが参加しました。
式典では生徒を代表して2年生の平山大空翔さんが「韮山高校には深い歴史と未来への希望、そしてそれらを担っていく最高の仲間がいます。今や未来の生徒が忘れられない素敵な思い出をこの韮山高校で手に入れることを願っています」とあいさつしました。
この後、栗山英樹さんの講演が行われ、ことし3月に行われた野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで、日本代表を優勝に導いた経験について話しました。
質疑応答で、生徒からチャンスをものにするこつについて問われた栗山さんは「目標を高望みするのではなく一歩一歩を積み重ねるとすごく大きなものになる。神様が見ているので我慢して頑張ってください。僕が応援しています」とエールを送っていました。
式典の後、栗山さんは「考える力のある子どもたちだったので将来が楽しみです。先輩方に敬意を持ちながら知恵を積み重ねていい学校にしてほしい」と話していました。
式典に参加した2年生の男子生徒は「今後、目指すものができたときに栗山さんのすばらしい考え方を思い出して諦めずに取り組みたいです」と話していました。