NTT西日本の子会社 不正流出 浜松市で5万人分流出か

NTT西日本の子会社でコールセンターシステムの運用保守を担当していた元派遣社員が約900万件の顧客情報を不正に流出させていた問題で、浜松市は市民約5万人分の個人情報が流出したおそれがあると発表しました。

NTT西日本の子会社は、コールセンターシステムの運用保守を担当していた「NTTビジネスソリューションズ」の元派遣社員が、約900万件の顧客情報を不正に流出させていたことが確認されたと発表しました。
この問題で浜松市は市民約5万人分の個人情報が流出したおそれがあると18日発表しました。
流出したおそれがあるのは、2016年6月から12月にかけて、国の特定健康診査を受診していない人に対して電話で受診を呼びかける業務を委託した際の情報で、氏名や年齢、住所、電話番号などが含まれているということです。
今のところ情報が悪用されたケースは確認されていないということです。
浜松市は「今後、同様の事態が起きないよう、業務委託先を含め個人情報管理を徹底していく」としています。