御前崎市で「全国ウミガメ会議」保護取り組む全国の小学校結ぶ

ウミガメの保護に取り組む全国の小学校どうしをオンラインで結ぶ「全国ウミガメ会議」が前崎市で開かれ、子どもたちがそれぞれの活動を報告しました。

「全国ウミガメ会議」は、市立御前崎小学校が各地の小学校に呼びかけて初めて開かれ、静岡県や鹿児島県、それに沖縄県などあわせて6校をオンラインで結びました。
はじめに御前崎小学校の5年生が保護活動について発表し、ウミガメが産卵に訪れる海岸の清掃を毎年行っていることや、赤ちゃんを飼育して地元の海岸に放流していることなどを報告しました。
高知市の市立春野東小学校4年生は卵を学校に設けられたふ化場でかえしていることや、生まれたばかりの赤ちゃんが水槽の中を泳いでいる様子を動画で紹介しました。
子どもたちはそれぞれの学校で行われている取り組みを参考に今後も保護活動に取り組み、12月には2回目のウミガメ会議を開くことにしています。
御前崎小学校5年生の女子児童は「ことしはほとんどの海岸で産卵数が減っているのに下田市の海岸では増えていました。何が原因なのか研究したいと思います」と話していました。