田んぼのオーナー制度活用 松崎町の棚田でオーナーらが稲刈り

田んぼのオーナー制度を活用し、コメ作りに取り組む静岡県松崎町の棚田で、7日、オーナーたちが稲刈りをしました。

松崎町石部にある約280枚の棚田では、農家の後継者不足を解消するため、20年前からオーナー制度を導入して、コメ作りと棚田の保全に取り組んでいます。
7日は、首都圏や県内からオ−ナーとその家族など約300人が集まり、農家の人たちと一緒に稲刈りをしました。
中には、初めて稲刈りをする家族連れもいて、農家の人から稲の刈り方や、刈り取った稲の束ね方を教わっていました。
静岡県三島市から家族で来た小学2年生の男の子は、刈り取った稲の束を持ち上げ「やったー、稲刈りは楽しい」とうれしそうに話していました。
刈り取った稲は、天日で干したあと脱穀し、11月、白米20キロがオーナーの元に届けられるということです。