“買い物だけでなく体験も”国内最大級「駿河屋本店」オープン

静岡市の中心部の「静岡マルイ」の跡地に、プラモデルやフィギュアなどを扱う「駿河屋」の新しい本店がオープンしました。

ホビー店としての規模は国内最大級だということで、県内外の客を呼び込み地域活性化につながるか注目されます。
静岡市葵区の「静岡マルイ」の跡地に新たな店舗がオープンしたのは、静岡市の企業が全国で約120店舗展開する「駿河屋」です。
6日午前9時のオープンにあわせて、大勢の人が店を訪れ、お目当てのコーナーで商品を買い求めていました。
市内から訪れた40代の夫婦は「レトロゲームが好きでオープンを楽しみにしていました。予定より多くのものを買っていしまいました」と話していました。
6日オープンしたのは、9階建ての建物の1階から3階までの部分で、今後、4階もトレーディングカードの売り場などが設けられる予定だということです。
運営する会社によりますと扱う品数は約1000万点、売り場面積は5000平方メートルとホビー店としては国内最大級で、購入する前の商品を体験するコーナーなども複数設けられています。
「ホビーのまち」をPRすることで、海外を含めた県内外の客を静岡市の中心部に呼び込み地域の活性化につながるか注目されます。
運営会社の宿島拓弥執行役員は「買い物するだけでなく実際に商品を見て触れて楽しめる施設になっています。静岡市の街なかの活性化につながれば」と話しています。