菊川市で障害のある人たちが輪投げやパン食い競争などを楽しむ

スポーツの秋にあわせて、菊川市で、障害のある人たちが、輪投げやパン食い競争を楽しむ催しが開かれました。

この催しは、菊川市の身体障害者福祉会が毎年、開いているもので、16日は、障害者とボランティア、約80人が参加しました。
会場では3つの競技が行われ、輪投げでは、目が不自由な人が的を叩く音を頼りに、約3メートル離れた的に向かって輪を投げました。
また、「スカットボール」というスポーツは、ボールをスティックで打って、4メートル離れた穴に入れる競技で、激しい動きが必要ないため、足に障害のある人たちも楽しめるということです。
参加した人たちは、じっくりと狙いを定めてボールを打っては歓声をあげていました。
このほか障害者就労支援施設で作られたあんパンを使った「パン食い競争」も行われ、参加者たちには会場から声援が送られていました。
目の不自由な70代の男性は「障害があっても、いろいろな人にサポートしてもらいながら交流できるので、とても楽しいです。いつまでも続けていきたい」と話していました。