国際平和デーを前に小学生が平和願い鐘鳴らす 富士市


国際平和デーを前に富士市で、小学生たちが平和を願って市役所の屋上にある鐘を鳴らしました。

9月21日は、国連が定める「国際平和デー」でアメリカ・ニューヨークにある国連本部では「平和の鐘」を鳴らし、戦争のない平和な世界の実現を訴えています。
これに合わせて、富士市では毎年市役所の屋上にある鐘を鳴らしていて、14日は、青葉台小学校の3年生、約80人が屋上に集まりました。
はじめに小長井義正市長が富士市は「核兵器廃絶平和宣言都市」として、核兵器のない世界を目指していることを伝えました。
続いて児童2人が平和について発表し、このうち砂川朱莉さんは、「思いやりやルールを守ってみんなが人に優しくすれば平和になると思います」と訴えました。
このあと、特別展望台で児童の代表3人が市長といっしょに鐘を鳴らして平和を祈りました。
参加した3年生の内藤花さんは、「優しさが広がって戦争がなくなればいいなと思いました」と話しました。
また、金刺珠桜さんは「みんなが助け合い、思いやりのある世界になってほしいです」と話していました。
小長井市長は、「ロシアのウクライナ侵攻など世界の問題にしっかりと目を向けて、核兵器のない世界を目指す大人に育っていただきたい」と話していました。