内閣改造 上川陽子氏が外相に 地元の反応

今回の内閣改造で岸田総理大臣は外務大臣に衆議院静岡1区選出の上川陽子・元法務大臣を起用する意向を固めました。これについて、地元・静岡市中心部の商店街で受け止めを聞きました。

30代の女性は、「地元のイベントに熱心に足を運び人気もある人です。同じ女性として頑張ってほしいです」と話していました。
50代の女性は、「ウクライナの問題など外交が難しい時期なので日本の地位を向上させるためしっかりかじ取りをしてほしいです」と話していました。
一方、60代の男性は、「法務大臣の経験はあるが外交問題はどこまでやれるのか心配なところもあります。女性であること、人柄がよいことには期待したいです」と話していました。
50歳の女性は「女性が大臣になるのはよいと思います。ただ、外交はウクライナや中国など課題が山積しているので少し心配です」と話していました。

【静岡県知事は「大変心強い」】
静岡県の川勝知事は、衆議院静岡1区選出の上川陽子・元法務大臣が外務大臣に就任することについて、「本県選出の上川議員の入閣が決まったことを大変心強く思う。豊富な経験や卓越した行動力を生かし、その手腕を遺憾なく発揮してほしい。大臣という新しい立場から高い発信力を生かして活躍されることを期待するとともに、引き続き本県の行政の推進にお力添えいただきたい」とコメントを出しました。
【静岡市長「活躍大いに期待」】
静岡市の難波喬司市長は「難題から逃げず、腰の据わった政治をされる方という印象を持っている。気さくで温かい心も持っているので大変尊敬している。国際力や語学力、問題の解決力があるので外務大臣として活躍されることに大いに期待している。地元のことをいつも気に掛ける方なので、私としては心配をかけないような市政運営を進めたい」と話しています。