自転車安全運転競う全国大会で優勝 浜松の小学校に感謝状

小学生たちが自転車を安全に運転する知識や技能を競う全国大会で、静岡県代表の浜松市立平山小学校の児童らが団体優勝を果たし、交通安全意識の向上に貢献したとして、警察から学校側に感謝状が贈られました。

12日県警察本部で開かれた贈呈式には浜松市立平山小学校の5年生と6年生の児童などが出席し、大原光博本部長から学校側に感謝状が贈られました。
児童らは、8月、4年ぶりに東京で開催された「交通安全子供自転車全国大会」に4人1組で出場し、交通規則などの学科テストや安全走行などの実技テストを、都道府県を代表する44チームで競った結果、団体優勝を果たしました。
平山小学校では高学年の児童全員が自転車部に所属して安全運転についての知識や技能の習得に励んでいて、全国大会で優勝するのは5年ぶり3回目です。
大会では、個人の部でも5年生の山口竜雅さんが優勝したほか、残る3人も2位と5位、6位となり全員が入賞を果たしました。
山口竜雅さんは、「みんなで一生懸命取り組んだ成果が出てよかったです。友達と自転車に乗って遊びに行くときには、信号に気をつけることや安全確認することを教えてあげたい」と話していました。