葵区の山あいで大規模地滑り 静岡市の対策委員会が初会合 

静岡市の葵区の山あいで発生した大規模な地滑りについて、今後の対策を検討する市の委員会の初会合が開かれ、8月の台風7号の大雨で地滑りが発生した可能性などが報告されました。

静岡市葵区の諸子沢では、8月22日、幅およそ170メートルの大規模な地滑りが見つかり、1.5キロほど下った沢と川が合流する地点では、土砂の一部や流木が今も市道を塞いでいます。
市は、今後の対策を検討するため、土木工学の専門家や県の職員らによる委員会を設置し、11日に初会合が開かれました。
会合ではまず、市側から状況が説明され、土砂は最大で100メートル以上下流へ下ったことや、8月の台風7号の影響で、現場付近の雨量は200ミリ以上に達し、地滑りの発生を誘因した可能性があることなどが報告されました。
このあと今後の対策が確認され、市道を塞ぐ流木は1か月程度かけて撤去する見通しで、地滑りが拡大しないかどうかなど現場付近の安全性を見極めたうえで、具体的な対策を検討するということです。
委員長に選任された、静岡大学の今泉文寿教授は「現地の状況が十分把握しきれておらず、今後も土砂災害のリスクが考えられるので、リスクの高さや対策を十分検討していきたい」と述べました。