袋井市出身 モーグルの杉本選手 地元警察署の一日署長

去年の北京オリンピックでスキーフリースタイル男子モーグルに出場した袋井市出身の杉本幸祐選手が地元警察署の一日署長を務め、小学校で交通安全を呼びかけました。

袋井警察署の一日署長に任命されたのは、去年2月の北京オリンピックのスキーフリースタイル男子モーグルで準決勝まで進んだ杉本幸祐選手です。
警察官の制服に身を包んだ杉本選手は、袋井警察署の杉山大輔署長から任命書を受け取ったあと、パトロールに向かう警察官らの出発を見送りました。
このあと、市内の高南小学校に移動し、児童に向けてリモートで交通安全の呼びかけを行いました。
杉本選手は、「雪の上で頭を打ったときの衝撃はすさまじいので、試合や練習では必ずヘルメットを着用しています」などと話し、自転車に乗る際には必ずヘルメットを着用するよう呼びかけていました。
そして、下校の時間になると杉本選手は正門に立って児童たちに手を振ったりハイタッチをしたりしながら笑顔で見送っていました。
杉本選手は、「この制服を初めて着たので背筋が伸びた一方で、久しぶりに小学生たちとふれあったので初心にかえった気持ちでした。何が危険なのかをしっかり教えていかないといけないと実感しました」と話していました。