海岸で清掃活動の中学生 流木で作ったハンガー展

アカウミガメが産卵に訪れる御前崎市の海岸の清掃活動に取り組む中学生たちが拾い集めた流木で作ったハンガーの展示会が開かれています。

牧之原市にある学校組合立御前崎中学校では、絶滅の恐れがあるアカウミガメが産卵に訪れる地元の海岸の環境を守ろうと毎年、全校生徒が清掃活動に取り組んでいます。
この活動で拾い集めた流木を使って生徒たちがさまざまな形のハンガーを作り、約340点が御前崎市立図書館に展示されています。
このうち2年生の寺田瑛凪さんが作ったハンガーは、縦10センチ、横20センチほどの板状の流木をひもでつるしたブランコのような形をしていて、小物を置くことができるようになっています。
また、2年生の野口生喜さんは長さ1メートルほどの流木に8つのフックを取り付け、それぞれのフックに別のハンガーをかけられるよう工夫しています。
このほか流木に色とりどりのガラスのかけらをつり下げた壁飾りのような作品や、たくさんの洗濯ばさみが取り付けられた実用的な作品など個性的なハンガーが展示されています。
この展示会は、御前崎市立図書館で9月13日まで開かれています。
※9/11休館