障害のあるアーティストの作品を集めた絵画展 三島市
県内に住む障害のあるアーティストの作品を集めた絵画展が、三島市で開かれています。
この絵画展は、県障害者文化芸術活動支援センターが企画したもので、会場の三島市のホテルのギャラリーには、県内で創作活動を行っている障害のある30人余りが描いた39点の絵画が展示されています。
このうち、富士宮市の赤池僚也さんの作品「RugbyWorldCup」は、9月に開幕するラグビーワールドカップを前に、日本代表の選手を応援する気持ちを込めた1枚で、試合のイメージを躍動感あふれるタッチで描いています。
また、焼津市の田中拓実さんの作品「Zebra」は、黒色のペンだけで表現したユニークなシマウマの表情が独特の世界観を作り出しています。
出展者が所属するアートクラブで事務局を務める水上敏子さんは「彼らの絵は私たちにエネルギーを与えてくれます。見た人に『上手だね』と言っていただくと、本人たちの描くエネルギーにつながるので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです」と話していました。
この展示会は、9月5日まで、三島市の「みしまプラザホテル」で開かれています。