マスクメロンの品評会 五輪モーグル出場の杉本選手も参加
静岡県西部の農家がこの夏に温室で栽培したマスクメロンの品評会が袋井市で行われ、去年の北京オリンピックで男子モーグルに出場した地元出身の杉本幸祐選手が特別審査員として参加しました。
この品評会は、袋井市にある「県温室農業協同組合クラウンメロン支所」が、農家の栽培技術を高めようと行ったもので、県西部の4市1町の農家がこの夏に温室で栽培したマスクメロン40点が出品されました。
25日は、去年2月の北京オリンピックフリースタイルスキー男子モーグルで準決勝まで進んだ袋井市出身の杉本幸祐選手が特別審査員として参加しました。
杉本選手は、青果市場の関係者らとともにマスクメロンに特徴的な表面の網目模様や実の形を見たり、切り分けたメロンを試食して風味や歯ごたえを確かめるなどして採点していきました。
組合によりますと、この夏は天候に恵まれ、全体的に糖度が高く質のよいメロンが育っているということです。
杉本選手は、「審査員を経験してメロンを栽培する人たちのモチベーションや熱意を感じました。次のオリンピックに向けて一戦一戦頑張っていきますので、ぜひ地元の皆さんの応援をお願いします」と話していました。