世界各国珍しい植物展示 バリアフリー対応植物園完成 掛川市

世界各国の珍しい植物の展示などが楽しめる、バリアフリー対応の植物園が掛川市に完成し、8日、内覧会が行われました。

この植物園は、掛川市で障害者施設などを支援している人材派遣会社が、誰でも気軽に植物を楽しんでもらおうと、市内にあった倉庫を改修して整備したもので、広さは約600平方メートルあり、バリアフリー対応となっています。
園内には、木の幹に多くのトゲが付いているのが特徴で、ワシントン条約の規制対象の「パキポディウム・アンボンゲンセ」などの珍しい植物や、ハエトリグサといった食虫植物など、世界各国の1000種類あまりの植物が展示され、訪れた親子連れが珍しそうに眺めていました。
小学6年生の男の子は「いろいろな植物があって驚きました。世界の植物を調べてみたいと思います」と話していました。
施設には休憩用のラウンジも併設され、障害のある人たちが作った雑貨を販売するコーナーも設けられています。
植物園の赤堀文俊社長は「障害のあるなしに関わらず、すべての人たちに植物とのふれあいを楽しんでほしいと思います」と話していました。
この植物園は、10日オープンするということです。