無免許運転の中山真珠県議が会見で謝罪も辞職を求める動き

ことし4月の県議会議員選挙で、最年少の当時27歳で当選した中山真珠議員が無免許運転をしていた問題で、中山議員は8日に会見し「心からお詫び申し上げる」と謝罪した一方で、議員辞職はしない考えを示しました。
これに対して辞職を求める動きが出ています。

この問題は、静岡市清水区選挙区選出の中山県議が、ことし5月中旬に免許が失効していたにも関わらず、無免許の状態で複数回、公務に向かう途中などに乗用車を運転していたものです。
中山県議は8日午前、県庁で、問題が発覚してから初めて会見し、「多大なるご迷惑とご心配をかけ、政治への不信感を抱かせたことを心からお詫び申し上げます」と謝罪しました。
また、当初、取材には「免許の失効に気付いてなかった」と話した一方で、会派の聞き取りには「失効には気付いていて無免許の認識はあった」と異なる説明をしたことについて、「気が動転していた部分があり、すべての事実をお話できていなかった」と釈明しました。
一方、自身の進退については、「もう少し考える時間がほしい」としながらも、「辞めて責任を取るよりも深く反省していっそう仕事に邁進して罪を償いたい」と述べました。
中山県議を巡っては、所属していた県議会の会派「ふじのくに県民クラブ」が除名処分としたほか、国民民主党県連は離党届を受理しています。
国民民主党の玉木代表は記者会見で「党の静岡県連からは、中山議員本人が深く反省していることも踏まえ、離党届を受理することにしたと聞いている。県民や有権者の期待を裏切ることになり、党の代表としておわび申し上げる。大変軽率な行為で、免許が失効していたと知りながら運転していたことは、極めて重大な過ちだ。公人としての自覚を欠いていると言わざるを得ず、一から出直してもらいたい」と述べました。

一方、この問題を重く見た県議会最大会派の自民改革会議は、8日午前、臨時の役員会を県庁で開き、中山県議に対し辞職を求めることを決めました。
近く、知事に臨時議会の開会を求め、辞職勧告決議案を提出する方針だということで、提出されれば静岡県議会では初めてになるということです。
自民改革会議の増田享大代表は「免許の失効を知っていながら運転していたことなどを重く見ている。議員を続けるという本人の意思は認めにくい」と述べました。

中山県議が無免許運転をしていた問題について、川勝知事は8日の定例会見で、「志の高い議員だっただけに極めて残念だ。軽率な行為を反省しこれを糧にして本来のやりたい仕事をして、育っていってほしい」と話しました。