初の甲子園へ浜松開誠館高校で優勝報告会 甲子園での活躍誓う

29日に全国高校野球静岡大会を制した浜松市の浜松開誠館高校で優勝報告会が開かれ、選手たちが初の甲子園での活躍を誓いました。

浜松開誠館高校は、29日の静岡大会決勝で、東海大静岡翔洋高校に12対8で勝ち、春夏を通じて初めての甲子園出場を決めました。
31日、浜松市中区の高校の体育館で優勝報告会が開かれ、集まった中学生と高校生、およそ500人が盛大な拍手で迎える中、監督や選手らが入場しました。
報告会では、キャプテンの吉松礼翔選手が「皆さんの熱い声援のおかげで勝利できました。感謝の気持ちを忘れずに全力プレーで頑張りたいです」と初の舞台での活躍を誓いました。
これに対し、※高橋千広校長が「感動をありがとう。みんなの応援を背にして甲子園の未来をつかみ取っていきましょう」と激励しました。
報告会のあと、吉松選手は「夢の舞台で野球ができる喜びでいっぱいです。最後まで諦めずに全力でプレーする姿を見せたいと思います」と話し、エースの近藤愛斗投手は「皆さんの声援をもとに一戦一戦勝っていきたいと思います」と話していました。

(浜松開誠館高校ナインが県庁訪問)
浜松開誠館高校の佐野心監督や選手およそ20人が県庁を訪れて川勝知事と面会し、初の甲子園出場決定を報告しました。
この中で、佐野監督は「選手も私も緊張していますが、遠州のからっ風を甲子園にも吹かせたいです」と意気込みを語りました。
これを受けて、川勝知事は「一戦一戦勝ち抜いて強くなっていった。甲子園ではぜひ『やらまいか精神』を見せ、最後まであきらめずに勝ち抜いてほしい。朗報を待っています」と激励していました。
また、キャプテンの吉松礼翔選手は「一人ひとりが明るい雰囲気ののびのび野球で、甲子園に旋風を吹かせます」活躍を誓っていました。
選手たちは8月2日、甲子園に向けて出発し、8月6日に開幕する夏の高校野球全国大会に臨みます。
浜松開誠館高校は、8月2日に甲子園に向けて出発する予定で、8月3日の組み合わせ抽選で初戦の相手が決まります。
※高は「はしごだか」。