全国のカピバラ“熱戦” スイカの早食い競争

全国5つの動物園のカピバラが参加するスイカの早食い競争が行われ、伊東市の動物園のカピバラはゆっくり味わって食べたため、4位に終わりました。

この催しは、伊東市など全国5つの動物園から代表のカピバラが参加して毎年行われていて、「カピリンピック」と名付けられています。
伊東市の「伊豆シャボテン動物公園」からは、6歳のオスの「モミジ」が初めて出場し、約500グラムに切り分けられたスイカを食べきるタイムを競いました。
モミジはスタートの合図とともに赤い果肉にかぶりつき、一心不乱に食べ進めました。
ところが、終盤にはスイカの甘い汁をなめるのに夢中になったため、記録は6分59秒で4位に終わりましたが、皮まできれいに食べ終えていました。
優勝したのは埼玉県の動物園のカピバラで、1分29秒の新記録をたたき出し、二連覇を果たしました。
食べる様子を見ていた親子は「カピバラは動かないイメージがあったので、早食いをしていてびっくりしました。ゆっくり味わっている様子でした」と話していました。
飼育員の飯田悠未さんは「スイカはふだんあげないので、味わっていたんだと思います。来年、体調を万全に整えてリベンジしたいです」と話していました。