国際カジキ釣り大会始まる 100キロ超の大物など水揚げ

下田市の太平洋で国際カジキ釣り大会が始まり、100キロを超える大物のカジキなどが水揚げされました。

この大会は、伊豆半島沖の太平洋を会場に、NPO法人「ジャパンゲームフィッシュ協会」が毎年この時期に開いていて、45回目のことしは全国から107チーム、およそ570人が参加しました。
初日の21日は午前6時前から下田港で神事が行われ、関係者が大会期間中の海の安全を祈願しました。
そして、午前7時30分に一斉にボートがスタートし、大物のカジキを狙って伊豆半島沖の太平洋に向かいました。
参加者は、ボートを走らせながら釣り糸を海に垂らす「トローリング」という方法でカジキ釣りに臨み、釣り上げたカジキの重さや数で順位を競います。
そして、21日午後3時までに6匹が下田港に水揚げされました。
水揚げされたカジキは、クレーンでつり上げて計量され、中には110.8キロの大物も釣り上げられていました。
釣り上げた三枝正さんは「カジキを釣ったのは初めてで釣り上げるまで40分かかりました。迫力満点で感動しました。いい経験です」とうれしそうに話していました。
この大会は、23日まで行われ、優勝したチームには200万円の賞金などが贈られるということです。