中学生考案 特産しらす使った料理が給食に 御前崎市

漁業が盛んな御前崎市で地元の中学生が考案した駿河湾特産のしらすを使った料理が小中学校の給食に提供されました。

御前崎市では地産地消に対する意識を高め市民の健康につなげようと地元の特産品を使ったレシピのコンテストを行っています。
19日は去年行われたコンテストの小中学生の部で最優秀賞に輝いた中学3年生の男子生徒が考案した料理が、市内7校の小中学校の給食で提供されました。
フランスの郷土料理の「キッシュ」にちなんで「御前THEキッシュ」と名付けられたこの料理は、特産のしらすとほうれん草などの野菜、それに卵と牛乳をカップに入れてオーブンで焼きあげました。
御前崎小学校ではおよそ190人の児童が、地元ならではの料理を味わっていました。
市ではことしもコンテストを開催し、8月まつまでレシピを募集しているということです。
3年生の女子児童は「しらすと野菜の味がしてとてもおいしかったです。わたしも野菜をおいしく食べられるレシピを考えてみたいです」と話していました。