新たな静岡市の特産に “生食に適したさば”の試食会

静岡市の新たな特産品にしようと、陸上の養殖施設で地下海水を使って育てられたサバの出荷が試験的に始まり、30日市内の飲食店で試食会が行われました。

出荷が始まったのは、静岡市清水区三保にある陸上の養殖施設で、地下海水を使って育てられたサバです。
静岡市が地元で取れた魚をPRするために立ち上げたブランド「しずまえ鮮魚」の認証を新たに取得し、「三保松さば」と名付けて売り出しました。
同じ養殖施設で育てられ、おととしから出荷が始まっている「三保サーモン」に続く養殖魚の第2弾で、最大の特徴は、不純物があまりない、きれいな地下海水で育てるため、寄生虫の感染リスクも抑えられ、生食にも適しているということです。
30日は、市内の飲食店で市の関係者らが参加した試食会が行われ、サバの刺身だけでなく、肝臓や白子といった生の内臓の部分も使った料理も出されました。
試食した静岡市の難波市長は、「これまでに食べたことがないくらい本当においしい。これを食べに静岡に来てもらいたい。それだけの力がある」と高く評価していました。
今回は試験的な出荷ということで、試食会が行われた市内の飲食店の系列店で30日以降、2日前までに予約すれば期間限定で食べることができます。
養殖施設の事業主体である資材レンタル企業の渡邊将介部次長は、「このサバを食べるのを目的に静岡市に来る人をどんどん増やしていけるようにしたい」と話していました。