沼津が舞台の人気アニメ “聖地”の書店期間限定“復活営業”

沼津市が舞台の人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場し、アニメファンから「聖地」として親しまれながら去年閉店した書店が、市制施行100年を記念して30日から2日間限定で“復活営業”することになり、準備が進んでいます。

“復活営業”するのは、沼津市の老舗書店、「マルサン書店」の店舗で、中心部の商店街にあった仲見世店です。
1998年の開店以来、地元の人に親しまれてきましたが店の老朽化に伴って去年、閉店しました。
この店は沼津市を舞台にした人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場し、ファンの間ではいわゆる「聖地」として知られ、閉店を惜しむ声が上がっていました。
今回の営業は、7月1日で沼津市が市制施行から100年になるのを記念して、アニメの関連書籍を作る出版社などが主催して30日から2日間限定で行うもので、29日は書店の店員らが書籍やパネルを店内に並べて準備を進めていました。
販売される書籍は4種類合わせて1200冊で、いずれもアニメの内容の紹介や、登場する沼津市各地の案内などが掲載されています。
マルサン書店役員の杉山孝さんは「期間限定の営業ですが、“ラブライブ!”は経済効果が大きいので『沼津の元気』につながってくれればと思います」と話しています。
イベントは30日と7月1日の午前10時から行われます。