アニメ「ラブライブ」のラッピング電車運行開始 伊豆箱根鉄道

静岡県沼津市が舞台の人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のスピンオフ作品の放送が7月から始まるのに合わせて、伊豆箱根鉄道の駿豆線でアニメのキャラクターがデザインされたラッピング電車の運行が始まりました。

「ラブライブ!サンシャイン!!」のスピンオフ作品、「幻日のヨハネ ーSUNSHINE in the MIRROR−」は、沼津市をモチーフにした世界「ヌマヅ」を舞台にしたファンタジー作品で、7月からアニメの放送が始まります。
これに合わせて沿線地域の観光を活性化させようと伊豆箱根鉄道などが企画したラッピング電車は3両編成で、主人公の少女「ヨハネ」など9人の主要キャラクターが車体にデザインされています。
運行初日の23日、最初の電車が三島駅に姿を見せると、訪れたファンがスマートフォンなどで車両を撮影していました。
このあと出発式が行われ、鉄道会社の社員と沼津市にある水族館のキャラクターによる合図とともに電車が出発しました。
東京から来たアニメのファンの男性は「ラッピング電車が想像以上に気合いが入っていて、ファンとしてはありがたい限りです」と話していました。
伊豆箱根鉄道駿豆線管理所管区長の相良幸宏さんは「これから夏休みシーズンを迎える中、幅広い世代のアニメのファンが訪れてくれることを期待しています」と話していました。
このラッピング電車は三島駅と修善寺駅の間を1日に2往復から11往復するということです。