小学生が不審者から身を守る方法学ぶ防犯講座 菊川市

子どもたちが不審者から身を守る方法を学ぶ防犯講座が菊川市の小学校で行われました。

この防犯講座は子どもたちが不審者による連れ去りなどから身を守るための方法を学ぶもので、菊川市立内田小学校の1年生と2年生約50人が参加しました。
20日、NPO法人静岡県防犯アドバイザー協会の担当者が講師を務め、はじめに不審者に狙われやすい場所を紹介しました。
ひとりだけになるところ、まわりから見えないところ、わき道、それに利用されてない家のそれぞれ4つ場所の頭文字をとって、「ひまわり」に気をつけるよう呼びかけていました。
このあと子どもたちは近づいてくる不審者と距離をとって歩くことや、追いかけられたときは荷物を捨てて身軽になって逃げる練習を行いました。
また、万が一捕まってしまった場合には、地面に座り込んで相手の足を蹴りひるんだすきに逃げ出す方法などを学んでいました。
1年生の女の子は「危ないと思ったらすぐに逃げることが大事だとわかりました」と話していました。
県防犯アドバイザー協会の赤堀弘子主任講師は「多くの不審者は子どもが1人の時を狙ってきます。なるべく1人にならないようにして、何かあったときは全力で逃げることを心がけてほしい」と話していました。