アカウミガメ産卵の海岸清掃 中学生が流木でハンガーづくり

アカウミガメが産卵に訪れる御前崎市の海岸で清掃活動に取り組んでいる地元の中学生たちが、拾い集めた流木を使ったハンガーづくりに取り組みました。

牧之原市にある学校組合立御前崎中学校では、絶滅のおそれがあるアカウミガメが産卵に訪れる地元の海岸の環境を守ろうと、毎年、全校生徒が清掃活動に取り組んでいます。
14日は2年生の30人が、5月9日に行った清掃活動で拾い集めた流木を使ったハンガーづくりに取り組みました。
生徒たちは、長さ10センチから1メートルほどの流木をそれぞれがヤスリで磨いて形を整えたり、表面にニスを塗ったりしました。
最後にフックなどの金具や麻ひもを取り付けて、1時間ほどで個性的なハンガーを完成させました。
男子生徒の1人は、「できるだけ多くの洗濯物を干せるようにフックをたくさんつけました。これからも海岸のごみを拾ってカメの産卵を助けたいと思います」と話していました。