大河ドラマのトークイベント 久保史緒里さん 撮影の裏話披露

NHKの大河ドラマ、「どうする家康」のトークイベントが浜松市で開かれテーマ曲の演奏とともに織田信長の娘役を演じる俳優の久保史緒里さんが撮影現場の裏話を披露しました。

このイベントはNHK静岡放送局が開いたもので、はじめにNHK交響楽団の弦楽器やピアノの奏者5人が「どうする家康」のテーマ曲を演奏しました。
このあと織田信長の娘で、家康の長男の妻・五徳を演じる俳優の久保史緒里さんが撮影現場の裏話などを披露しました。
役柄について久保さんは、「想像以上に孤独だった。織田家にいても徳川家にいても家族なんだけど家族じゃないうしろめたさがある。表現方法が分からず、空回りしていく悪循環が苦しかった」と述べました。
一方で、休憩中のエピソードとして、平岩親吉役の岡部大さんが、出演者に好きなドーナツを聞いて和ませてくれたことを披露し、「家族の一員みたいで楽しかったです」と話していました。
このあと「鎌倉殿の13人」など6つの大河ドラマのテーマ曲が演奏されました。
会場には抽選で選ばれたおよそ1000人が集まり、久保さんの語りと演奏に聞き入っていました。

一方、会場では、NHKの番組をインターネットで配信する「NHKプラス」の登録案内が行われ、先月から県内のニュース番組「NHKニュースたっぷり静岡」も見られるようになったことをPRしました。