浜松市 マイナンバーカード作成 別人の顔写真使うミス

浜松市は、市内に住む高齢の男性のマイナンバーカードを作成する際に、誤って別の男性の顔写真を使うミスがあったとして、関係者に経緯を説明し、謝罪しました。

市によりますと、7日市内に住む高齢の男性がマイナンバーカードの交付を受けるために市役所の窓口で本人確認を行った際、顔写真が男性と異なることに気づきました。
市が原因を調べたところ、ことし2月に市内の病院に設けられた会場で男性が申請を行った際、市から委託を受けた業者が誤って別の男性の顔写真を印刷して申請書に貼り付けるミスがあったということです。
カードの申請会場では、撮影した顔写真のデータを手続きが終わった時点で削除するルールになっていましたが、この会場では徹底されていなかったということです。
市は8日、カードを申請した男性と、誤って顔写真を使われた男性の双方に経緯を説明した上で謝罪しました。
浜松市デジタル・スマートシティ推進課は、「大変申し訳なく思っています。データの削除や交付の際の本人確認を徹底するなどして、再発防止に努めてまいります」と話しています。