磐田市・浜松市 気象台が詳細な天気予報をホームページで公開

先週末の記録的な大雨で堤防の決壊や土砂崩れなどの被害が出た磐田市と浜松市の地域について、静岡地方気象台は細かい天気予報をホームページで公開しています。

今回の記録的な大雨で磐田市では市内を流れる敷地川の堤防が決壊し近くの敷地地区が浸水したほか、浜松市北区引佐町では土砂が流れ込んで住宅が倒壊し35歳の男性が死亡しました。
これを受けて静岡地方気象台は現地での復旧作業などに役立ててもらおうと、ふだんの天気予報とは別に磐田市と浜松市の詳細な天気予報をホームページで公開しています。
気象台のホームページから「被災地への気象支援資料」という項目をクリックすれば閲覧することができ、3時間ごとの天気や雨量、気温などのほか、1週間の天気予報も見ることができます。
8日午前の情報では、磐田市と浜松市のいずれも9日未明から午前中にかけて3時間に20ミリ以上の雨が降る予報となっています。
静岡地方気象台がこうした情報を出すのは、おととし7月に熱海市伊豆山で土石流が発生して以来です。
静岡地方気象台は「梅雨の時期でこれからも雨が続くので、今後の見通しを立てる際などに役立ててほしい」としています。