園児が梅の実の収穫体験 掛川市の梅園
掛川市の梅園で園児たちが梅の実の収穫を体験しました。
掛川市伊達方の梅園では、「南高梅」など3種類の梅を栽培しています。
5日、地元の「さかがわ幼稚園」の園児14人が訪れて、梅園を管理しているボランティアの人たちと一緒に梅の実を収穫しました。
園児たちは、枝の下に入ると黄色く色づき始めた直径2センチほどの梅の実をひとつひとつもいでいきました。
手の届かないところにある梅の実は、取りやすいようにボランティアの人たちに枝を下げてもらって収穫し、30分ほどで約16キロの梅の実を集めていました。
収穫した梅の実は、幼稚園で砂糖に漬け込んでジュースにするということで、昼食やおやつの時間に子どもたちに飲んでもらうことにしています。
男の子は「たくさんすぎて何個取れたかわからない」とうれしそうに話していました。
幼稚園の佐野千枝子園長は「収穫体験を通して、地元でどんな農産物が栽培されているのかを学んでほしいです」と話していました。