細野氏が自民党静岡5区支部長に正式就任

吉川赳衆議院議員の離党で事実上の空席が続いていた衆議院静岡5区の支部長に細野豪志衆議院議員が正式に就任し、次の衆議院選挙で5区の公認候補となる見通しになりました。

衆議院静岡5区の支部長を巡っては、吉川議員の離党で事実上の空席となっていましたが、5月29日に自民党静岡県連の総務会で、旧民主党政権で閣僚を務め、おととし自民党に入党した細野氏を起用することが決まりました。
これを受け、2日、県連の城内実会長らが自民党本部を訪れ、茂木幹事長や森山選挙対策委員長らと面会して細野氏を起用する上申書を提出しました。
上申は、その場で承認され、細野氏が支部長に就任しました。
この結果、次の衆議院選挙では細野氏が5区の公認候補となる見通しとなったほか、細野氏が入党後に支部長を務めていた県連の「衆議院支部」は解散するということです。
終了後、報道陣の取材に応じた城内県連会長は「細野議員の問題が基本的に解決できたので、静岡の自民党支部である1区から8区が一体となって前に進んでいけると思う」と述べました。